「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ。スズシロ」これが春野草の七草です。「七草なずな 唐土の鳥が、日本の土地に、渡らぬ先に・・・・」などと俎板を包丁でたたきながら、七草粥囃子を歌って七草を刻み、お粥にします。
七草は畑や水田に生育するものばかりで、年々探すのに苦労します。今年も寒風の中を半日がかりで集めました。
炊きあがった粥に、七草をたっぷり入れ、塩昆布、浜納豆を添えていただきます。
寒に堪えて、生きる若草の生命を頂く、ありがたいこと限りなし。今年の無病息災が約束されたおもいがします。
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