2013年度


  2013年度、定例ビデオ学習会でスタートした活動は、新緑あふれる龍山町大嶺の
 「居村園」のご厚意による「ワラビ摘み」へと続きました。
 秋葉ダム湖を眼下にした茶園に隣接する草原には、ワラビがニョキニョキ。
 皆さん足元にワラビを見つけて、歓声をあげていました。風薫り、茶の新芽が輝く緑の
 斜面を一時間余り、大収穫でした。終わって、高村さんの庭でお茶とワラビの漬物
 手作りの「かきもち」をご馳走になり、甘夏ミカンをお土産に戴き、昼食は「ふるさと村」へ。
 「ふるさと村」の山菜定食を味わってから、タケノコ堀体験に挑戦。春満喫の一日でした。

  

  



   2013年度通常総会

 5月5日(日)、定例ビデオ学習会終了後、世界遺産の会の2013年度の通常総会を開催しました。
 2012年度事業報告、収支決算報告及び2013年度の事業計画案、収支予算案などの議題が承認され
 役割も引き続いて分担することになりました。
 会員が楽しく意義ある活動を今年度も進められるように願っています。


 



   県天然記念物・ホソバシャクナゲ植物群落保護林&瀬尻の段々茶園

  5月10日、県指定の天然記念物・「竜山のホソバシャクナゲ」観察と瀬尻の段々茶園の茶摘み体験
 に出かけました。見ごろを迎えた鮮やかな桃色の花が元気に咲いていました。
 2009年に毎木調査をした指定地では、実生の幼木が順調に育って、群落回復の兆しが見えます。
 入口には、天竜森林管理署による、立派な解説標識を設置され、世界遺産の会が「緑の募金」助成事業で
 先に立てた標識と合わせて「天然記念物群落」が少し身近な存在になったようです。
 杉展示林を見学し、午後は、段々茶園の藤原さんご夫妻の手ほどきで、茶摘み体験をしました。
 摘んだ茶葉を家に持ち帰り、教えられた手順で手もみ茶に挑戦しました。出来栄えは“ナイショ”。
 
  

   
  


     佐久間・そば作りパートナ・参加活動 ジャガイモ収穫祭
  
 
   6月22日(土)、梅雨晴れの爽やかな風の中で、3月23日に植え付けたジャガイモの収穫祭をしました。
 今年は、天候にも恵まれ、順調に生育した男爵イモが大収穫でした。
 「NPOがんばらまいか佐久間」の皆さんの至れり尽くせりの指導の下で、今年度の作業が無事終了しました。
 作業の後は、恒例の御もてなし会食会です。女性陣の手作り料理を存分に味わい、大満足満腹。
 収穫したジャガイモをは皆で分け合い、心地よい汗とNPOの皆様に感謝、感謝の一日でした。






    
            作業開始!                   大きなジャガイモがゴロゴロ出てきます。

    
      掘り出したジャガイモは丁寧に土を拭って。       まだまだ堀残しがあります。

    
   作業が終われば、新鮮な佐久間の材料で、お昼の準備です。美味しいものばかりで、お腹イッパイ!!



            はましん地域振興財団助成事業
     第1回  講演会・ 中央構造線に沿ってふるさと再発見

   6月30日午後1時30分から午後3時30分、クリエート浜松21講座室にて
 「フォッサマグナ・中央構造線を行く」の著者の棚瀬久雄さん(磐田市在住)を講師に迎えて講演会を開催しました。
 50人の聴講者は、「中央構造線」に対するそれぞれの関心を持って参加して下さったものと思います。
 浜松市内を水窪町の青崩から、佐久間町北条峠を通って浦川へと走る、日本最大級の大断層は、地球の歴史と
 人々の暮らしとが深く結びあった、道・歴史・文化・信仰・物流などを育んだ構造線でもあります。

 第2回は 中央構造線の谷をめぐる ~水窪から大鹿村へ~  中央構造線博物館見学など。8月7日実施
 
  



     
山里暮らし体験&探訪 in 龍山

 7月5日(金)6日(土)、恒例のふるさと村・新開沢のホタル観賞と「龍山むかしばなし探偵団」の案内
 による
むかしばなしに登場する現地を探訪しました
 一日中、龍山町の隅々まで?むかしばなしのルーツを訪ね歩ちょっと疲れ気味。、一風呂浴び、夕食後
 8時30分、漆黒の闇の中をホタル狩りに出かけました。一昨年の豪雨で沢がすっかり荒れ、激減したホタル
 ですが、今年は力強い光の競演を見せていました。自然界の確かな営みと
底力に感動!!
 翌日は、濃霧と川霧の織りなす中を再びむかしばなしを訪ねた後、居村園・高村さんのブルーベリ園にお邪魔し、
 採りたての大粒なブルーベリーと豪快なサトイモ入りの豚汁をご馳走になりました。ドラゴンママの特製弁当も
 美味しくいただき、手一杯のブルーベリーをお土産に、3時過ぎに帰路につきました。


  
    
鮎釣りのお地蔵様                   白倉の釜山神社と釜鳴る滝
 
       
 
  
      下平山の道祖神と秋葉古道                 居村園のブルーベリーと豚汁でお弁当



             
中央構造線に沿ってふるさと再発見
  
     第2回 「中央構造線の谷を巡る」―水窪から大鹿村往復―

  2013年8月7日(水)、不安定な天候から一変、ギラギラした真夏のような太陽に迎えれれて7時出発。。
 長野県境の兵越峠(青崩峠)を越え、南信濃から大鹿村へと続く中央構造線は、「南アルプスジオパーク」
 にも認定され、地球の記憶を今に伝え、目の当りにして体感、学習出来る貴重な場所です。
 中央構造線博物、断層露頭、埋没林、塩泉と温泉フグの養殖の見学など、盛りだくさんの学習内容でした。
 1~2億年前、移動する海底に乗ってやってきた、日本列島の土台の解説と大断層(中央構造線)の成因や
 断層活動について学芸員のお話に参加者の関心は尽きませんでした。

  

   2011年、新たに見つかった程野の断層露頭          安康の断層露頭(国指定天然記念物)

  
   中央構造線博物館、河本学芸員の説明を聴く     南信濃・遠山川の河原に残る埋没林(1300年前のヒノキ)



         佐久間・そば作りパートナ・参加活動 種蒔き

 今年度の活動が、9月7日(土)がんばらまいか佐久間のそばファームでスタートしました。年々拡大する耕作面積
と蕎麦パートナの人数、導入される耕作機器。順調に生育して、花が一面に咲く頃は「さくま蕎麦の里」が一層輝くこと
でしょう。新そば試食会までの工程を皆で楽しく活動しましょう。

 
    一週間前に蒔いたソバの芽生え             指導下さるNPO がんばらまいか佐久間の皆さん

 
          タネ蒔く人                   蒔いた畑の表面をホグシテ「タネ」を土になじませる
                                                                       
            
               作業の後は「カレーライス+盛りだくさんのフルーツ」でお持て成し    



   はままつの森林づくり助成金交付事業

天竜川水系の水辺探訪
第1回 阿多古川と杉川・気田川

  2013年9月11日(水)8:30~17:00

後  援 浜松市、静岡新聞社・静岡放送、中日新聞東海本社

講  師 静岡県浜松土木事務所、桜井貞彦 さん(静岡県地学会会員)

者 27人
       私たちに豊かで、清らかな水を恵んでくれる天竜川の水源・支流をもっとよく知ろう!
       天竜川水系を五感を使って探訪し、川(水、自然、景観など)への認識を深めよう。

      1.静岡県浜松土木事務所の担当職員から、静岡県が管理する河川について、その仕事や河川法の
      目的など、川についての詳しい説明を受けた後、今回探訪する阿多古川について、水環境や水害
      対策などの具体的な事例の解説を受けた。また、杉川の地滑りについて、その経緯と川の復旧方
      針及び今後の予定などについてのレクチャーを受けた。学習後、見学現場に移動。

     2.阿多古川、杉川の現場では事前学習の現場を実見。さらに具体的な説明を受け、より深い理解と
      課題を見出した。参加者の質問にも丁寧にお答え下さった御蔭で、川について、沢山のことを知る
      機会になった。
参加者から、「川への新たな関心が生まれました」「川を見る目が変わりました」
     の声が寄せられました。


   
    県が管理する河川の概要と河川法などを学ぶ       阿多古川の水害状況と対策などを現地で見学

   
                      杉川の地滑りについて現地解説と復旧現場の見学
            
                       春野地域の地層の変遷を気田川の石から学ぶ

   佐久間・そば作りパートナ・参加活動 ソバの花が咲いた

 がんばらまいか佐久間のそばファームで、ソバの花が咲きそろいました。
しかし、1週間遅れで蒔いたものは、芽が出た直後の台風による浸水ダメージが甚大で
生育出来ず、今は花が咲く気配も見えません。10月6日のソバの花観賞会交流会の頃には
花が見られますように!

             


  第9回 わたしが出会った「世界遺産」
              作品(写真/ビデオ)展


   
   国内外の世界遺産を訪れ、その自然、遺跡、景観、文化などに出会って「!!」し、撮影した
 24人のとっておきの「世界遺産の写真/ビデオ」を展示しました。56点、32件の、まだ見ぬ「世界遺産」
行ってみたい「世界遺産」を沢山の人に紹介できました。

 展示期間: 2013年10月14日(月)~2013年10月27日(日)
 展示会場: 浜松市市民協動センター1階 サロン

 
 

                           展示会場の様子



    佐久間・そば作りパートナ・参加活動 刈り取り

 今年の秋は異常気象で、相次ぐ台風に見舞われました。しかし、ソバは順調に稔り、昨年より
10日遅れの10月30日、青空の下で刈り取り作業をしました。というより、今年度から導入されたコンバイン
の作業環境を確保するためのお手伝いと、刈り残しを摘み取る作業です。
久しぶりにいい汗をかきました。脱穀、試食会と活動はいよいよ大詰めです。

 


    佐久間・そば作りパートナ・参加活動 脱穀作業

 10月30日刈り取りから一週間、はざに懸けて乾燥したソバの脱穀作業をしました。
パートナも何時もよりたくさん参加して、作業が捗りました。
期待の収穫量もまずまずでしょうか。とにかく台風に悩まされた作業もこれで終了です。
後は、11月30日の「新そば試食会」を楽しみに待ちましょう。

 

               




                 中央構造線に沿ってふるさと再発見
  
     第3回 「中央構造線の峠を巡る」―青崩峠から北条峠そして花まつりの里へ―
                    2013年11月14日

 中央構造線を実見・体感・学習するスタディツアー長野との県境・青崩峠から北条峠を越え、佐久間町浦川
 へと続く中央構造線は、地球の記憶
を今に伝え、目の当たりして、体感できる貴重な場所です。
 また、伝承文化と深く関わって
残る文化遺産(花祭り、田楽など)についても体験できます。
 大断層の成因や断層活動の証を川原の石から知り、講師の解説を聞き、地球について理解を深めました。


  
    幻の国道(152号)青崩峠(断層鞍部)にて        翁川で断層活動の証・マイロナイト(圧砕岩)を見つける

 
 
    北条峠(断層鞍部)に建つ中央構造線の解説板         東栄町の「花まつり会館」見学



       世界遺産スタディツアー
   第9回「紀伊山地の霊場と参詣道」 in 伊勢路 
              2013年11月17日(日)~18日(月)

  2013年10月、伊勢神宮の式年遷宮がありました。そこで今年のスタディツアーは「伊勢路」にしました。
 「伊勢路」は伊勢神宮(外宮)から熊野本宮大社に至る道です。
 後白河法皇が編纂した『梁塵秘抄』の中に「熊野へまいるは紀路 伊勢路のどれ近し どれ遠し、広大慈悲の
 みなれば紀路 伊勢路も遠からず」
と謳われています。


 一日目  伊勢市駅⇒伊勢神宮外宮⇒伊勢参宮道⇒伊勢神宮内宮  
  
   
            外宮正宮                      伊勢参宮道・古市参宮道
      
          参宮道・小田橋                     伊勢神宮内宮正宮前の人波

 二日目  紀伊長島⇒馬越峠道の駅・海山⇒馬越峠入口⇒馬越峠⇔天狗山山頂⇒馬越公園⇒尾鷲駅

        海山町側登り口~馬越峠~馬越公園(この間の道がコアゾーン、道の両側50mがバッファゾーン。

   
          馬越峠入口(道の駅・海山から)          峠に向かって石畳の坂をひたすら登る
   
          馬越峠に到着                 馬越峠から急坂を登り天狗倉山頂上岩場に立つ

           
                    小さな窪みが馬越峠                天狗倉山
                               


     

   はままつの森林づくり助成金交付事業
   第2回 天竜川水系の水辺探訪    
          明神峡・気田川起点~終点(天竜川との合流点)
          20131年11月27日(水)

       講  師 桜井貞彦 さん(静岡県地学会会員)

  前日までの冬の嵐から解放され、小春日和とモミジ葉映えの一日に恵まれました。
 日本一きれいな川「気田川」を起点から終点(天竜川との合流点)まで、川の蛇行を辿る探訪でした。
 川が育む『地質、地形』『森林』『水利(ダム、発電)』『くらし』を桜井先生から楽しく学びました。

 お昼は春野町気田の老舗・割烹旅館「澤田屋」さんのお座敷でお弁当をゆっくりと。
 春野銘菓「あおねり」も味わいました。
      
     明神峡の入口にある「勝坂神楽の里」              気田川起点標識を確認

   
    気田川は「四万十帯」を流れている           気田川終点(左側の天竜川に合流する)
   
 礫岩、石英安山岩、硅質粘板岩、砂岩などを観察             天竜区佐久の県道から望む      

         
             気田川と天竜川の合流地点(河口に気田川が運んだ土砂が堆積している)



     佐久間・そば作りパートナ・参加活動 新ソバ試食会

  暑かった種蒔き、台風の襲来、みごとに咲き揃った白い花、コンバインの威力に助けられた刈り取り
そして脱穀作業。今年も「がんばらまいか佐久間」の皆さんのご指導で、楽しく一連の作業が終わりました。
11月30日、待望の新そばを石臼で挽いて、捏ねて、試食です。美味しいソバが出来ました。ごちそうさまでした。

、  

  



   
つるを集めて「リース」&{かご編み」づくり in 龍山・ふるさと村
     
 12月15日(日)急に冷え込み、少しばかりの雪が残る「龍山ふるさと村」で、恒例の「つるクラフト&リース」
 づくりをしました。昼前、林道を歩いてそれぞれ、手ごろなつるや木の実を採取。ふるさと村の「自然薯」汁と
 山の幸で満腹した後は、構想を練り、制作に取り組みました。いつの間にか時間が過ぎました。
 完成した作品が、クリスマス・お正月を飾ることでしょう。
 
  

  

              




  中部協動センター祭り   1月23日(木)~26日(日)

  
3階ギャラリーでは、例年通り「世界遺産スタディツアー」と「緑の募金助成事業」、
「はましん地域振興助成事業」の活動の記録及び「わたしが出会った世界遺産」の写真展示をしました。
また、活動に関する参考資料なども配布しました。
2階21講座室では、会員から提供された物品のバザーと佐久間、龍山のお母さんたちの手作り「名品」
の紹介と販売をしました。秋葉ダムを見下ろす山で採れた「キウイ」も沢山売れました。
会場に設けた「世界遺産募金」チャリティ茶席ではゆっくり一服。ご協力ありがとうございました。



       




    世界遺産スタディツアー in ネパール
 
  2月10日~15日、ネパール連邦共和国の世界遺産「カトマンズの谷」の構成資産を巡るスタディツアーに出かけました。

 標高、およそ1300m。ガンジス川支流のバグマティ川などの川が流れているというが、今は乾季で水は乏しい。土埃に煙る
市街地を抜けると、麦や菜の花、ジャガイモが耕作されたみごとな棚田が山の斜面に広がっている。
数千年前までは湖だったと考えられているカトマンズ盆地は、乾燥し切ってスモッグで霞んでいる。
この世界遺産は、急激な都市化により2003年~2007年の間危機遺産に指定されていた。今も随所にその状況が窺える。
10年後の状況はどうであろうか。

  
    バクタブル広場                        ネワール彫刻の最高傑作といわれる「孔雀の窓」


   
    ナガルコットの丘からヒマラヤ山脈展望          ネパール最大級のストーバ(スワヤンブナート)

  
   ダバール広場の入口(世界遺産標識)        パシュパティナートとパグマティ川(ガンジス河に通ずる支流)          



       
 こんにゃく & びっくり饅頭づくり体験 in 龍山ドラゴンママ

  2月18日(火)、日本列島を大雪が襲って心配しましたが、龍山町は穏やかでした。
シカやイノシシに盗られて、種の保存が危ぶまれるまでになっているという貴重な「コンニャク芋」が
原料です。芋を茹で、皮を剥き、ミキサーにかけ、よく捏ねてから炭酸ソーダを加えてさらに捏ね上げる。

粘りとつやが出たら手のひらにとって、空気を抜きながら丸め、たっぷりの湯の中んで凡そ30分間茹でる。
次は、地元の名物「びっくり饅頭」に挑戦しました。輪切りにした上等なサツマイモと小豆餡を白玉粉+小麦粉に
水を加えて耳たぶくらいに仕上げた生地で包みます。なかなか難しい作業ですが、何とか形になりました。
蒸籠に並べて強火で蒸します。出来上がりを早速試食。いずれも美味しく出来ました。

 

        こんにゃく芋の皮をむく                    大なべで30分茹でる

 
        饅頭づくりは手際よく                  びっくり饅頭は出来栄え、味上等でした


         はままつの森林づくり助成金交付事業
      
第3回 天竜川水系の水辺探訪    
         

       
 阿多古川、西阿多古川起点~終点(天竜川との合流点)
             
       2014年3月7日(金)

     講  師 桜井貞彦 さん(静岡県地学会会員)


   
  寒の戻りで冷え込みましたが、早春の空気と清流が心身を清めてくれる一日でした。
 「平成の名水百選」に選らばれた阿多古川は、その名に恥じない清い川でした。
 源流は、天竜区熊の箒山付近の南斜面で、一帯の地質は三波川帯で、 川原の石は「緑色片岩」、
 平行な面をもった「結晶片岩」の仲間が多く、四万十帯を流れる気田川の石との違いを
 観察しました。源流部の「黒滝」付近、中流の「瀬戸淵」、河口(天竜川との合流点)で、水質の検査も
 行いました

   
  
       河口(天竜川との合流点)の河原                     水質検査

  
          源流部にある黒滝                      瀬戸淵下流の河原で石の観察

   

天竜川支流:阿多古川の水質調査報告

水質調査実施日: 201437() 晴れ    測定検査担当  杉村隆信 さん

調査資材: 柴田科学㈱ Simple Pack  川の水

調査場所:天竜川支流:阿多古川

       ①河口(天竜川合流の手前・平田大橋付近 ?)371006 晴れ

       ②中流(瀬戸淵の水神の付近)      371528 晴れ

       ③源流(黒滝)             371352 晴れ

調査場所

 

 

PH

 

7が中性

亜硝酸性窒素

NO2-N

単位: mg/L

COD

 

単位:mg/L

アンモニウム

体窒素(NH4-N

単位:mg/L

リン酸

 

単位:mg/L

 

調査

時刻

気温

水温

河口

1006

10

7

7

0.006

8

0

0.2

中流

1528 

6

6

7

0.006

6

0

0.2

源流

1352 

3

6

6.56.0

0.006

8

0

0.2

平成の名水百選

阿多古川は平成206月、環境省が発表した「平成の水百選」にえらばれた清流です。地域の人々の

川を愛する気持ちと、地域住民の努力がこの美しい流れを守っています。まさに、その通りの水質調査の結果がでました。
源流から河口までほとんど変化はありませんでした。

ヤマメ、イワナ、あゆ、が生息する“きれいな川”の教科書どおり、亜硝酸、COD,アンモニュウム、リン酸の値は,「0」に近く、
PHは7から6「中性」でした。

工場や家庭からの排水、農業、畜産からの排水の影響もなく、亜硝酸、COD,アンモニュウム、リン酸の値は、「0」に近かった。
PHも「アルカリ性」はまったくなく、洗濯の洗剤、漂白剤の流入はありませんでした。

前々々日(5)には一日中雨が降っていましたが、川は透明で澄んでおりまさに「清流」でした。

ヤマメ、イワナ、あゆ、が生息するのにはぴったりの環境です。
この環境を維持して行くのには、山を守っている林業の人、畑、棚田、田んぼ、で農業を営む人々の努力があってこそです、
感謝に耐えません。そして、この名水をだいじに利用し、また後世にもしっかりと残さねばならないと思います。

 

 
       平成25年度「いきいきの森を育もう浜松市民活動補助交付事業」

     森林の今を学ぶ

       講演会
   「天竜美林を見つめて」

       講師 金原治山治水財団理事長  金原 利幸 氏
       会場 浜松市市民協動センター研修室
       日時 2016年3月16日(日)13:30~15:30

  
浜松市の山間地には、明治時代における金原明善翁による植林事業に始まる「天竜美林」が
広がっています。循環型資源としての木材生産を始め、水源涵養、国土保全、生活や自然環境の保全
保護休養などの働きのある森林を持続可能な資源として、活用する林業確立の提唱と自らの実践を通して、
「はままつの森林の今」をお話し下さいました。
 

     

           

   写真展 「浜松市内の多様な森林を訪ねて」
        
会場 浜松市民協動センターサロン
          期間 2014年3月15日~21日
 
    
 

 
         佐久間・そば作りパートナ・参加活動 ジャガイモの植え付け作業

 3月22日(土)NPOがんばらまいか佐久間のファームで、ジャガイモ植え付け作業に参加しました。
遠い山は、前日の寒波で雪化粧でしたが、春の陽気に包まれ、土の色と若草の色で明るくなった畑に
種になるジャガイモを並べて肥料を置き、土をかぶせました。
NPOの皆様の指導に従えば、いとも簡単に終了です。お昼はいつもの具沢山の豚汁、漬物、煮物、フルーツと
盛りだくさんの持て成しを頂き、満足満腹。ありがとうございました。
帰りには、浦川キャンプ場の整備を進めるNPOの皆さんの「ソーラーパネル」の性能テストを見学。
 
  

  








   トップページに戻る