4月1日(日)、新しい年度は第127回目の「定例ビデオ学習会」でスタートしました。
今年も、ビデオ映像を通して、多くの国の貴重な遺産について学び、一度は訪ねてみたい「世界遺産」を
見つけたいと思います。
ソバの里佐久間・そば作りパートナ・参加活動 ジャガイモ植え付け
4月2日(月)、がんばらまいか佐久間ソバ畑で、ジャガイモの植え付けをしました。ジャガイモはソバ同様、3ヶ月で
収穫できるといいます。メイクイーンと男爵の2種類。収穫までに「芽欠き」、「土寄せ」などの作業が待っています。
河津桜と翁草が満開でした。お昼は大盛りの「カレーライス」を御馳走になりました。
第5回 国有林探訪ウォーク
オツボギのホソバシャクナゲ植物群落保護林&天竜スギ人工林を歩く
5月16日(水)、前日の雨がスッキリと上がり、山の緑が輝く中を参加者27人が快適な森林探訪をしました。
浜松市天竜区龍山町に位置する「オツボギのホソバシャクナゲ植物群落保護林」および全国から集めたスギの
産地別展示林の見学をしました。また、林野庁天龍森林管理署の業務、保護林や森林の持つ機能等についての
レクチャーを受け、森林への関心を深めました。さらに、金原明善が最初にスギの植林をした地にある明善神社も訪ね、
天竜スギの人工林の中をウォーキング、明善翁が植林作業のために野営した、山中に現存する大岩・「老人岩」にも
足を運び、森林伐採作業の現場見学も出来、実りある一日でした。
世界遺産スタディツアー
第8回「紀伊山地の霊場と参詣道」 in 紀伊路
今年は、5月25日~27日の2泊3日で「和歌山県世界遺産マスター」小野田真弓さんの案内で熊野古道・紀伊路を
歩きました。 紀伊路は世界遺産登録物件には含まれていませんが、熊野信仰が栄える以前から、天皇が行幸した道でした。
平安時代以降に始まる皇族や貴族の熊野詣では、雄ノ山峠、藤白峠、拝ノ峠、鹿ヶ瀬峠など、和歌山市から、険しい山越えを経て、
現在の国道42号 やJR紀勢本線と並行もしくは重複する海岸ルートを南下しています。
1日目は先ず「根来寺」を訪ねた後、JR布施屋駅をスタートし、江戸時代の貴重な木造建築である旧中筋家住宅(国重要文化財)
見学。「和佐王子跡」、役の行者の祠を過ぎ、登っていくと矢田峠。振りかえると紀ノ川平野の景観が一望できました。
峠のピークには高さ3mはあろうかという徳本上人の南無阿弥陀仏六字名号碑や如意輪観音などの石仏があり、坂を下って
「平緒王子跡」、県道を横断し、伊太祁曽神社に参拝し、猫の駅長「タマチャン」の貴志川線で海南駅に戻りました。
2日目は、JR海南駅をスタートし、一の鳥居跡、祓戸王子跡、鈴木家屋敷跡、熊野九十九王子社の中でも別格とされた五体王子
のひとつ、藤白神社・藤白王子跡に到着。神社を出て近畿自動車道の高架をくぐると「有馬王子墓」と万葉の歌碑
「家にあれば笥に盛る飯を草枕旅にしあれば椎の葉に盛る」。ここから、熊野古道屈指の難所といわれた藤白峠(1.6kmほど)の
登り坂。「筆捨松」を過ぎ、峠のピーク「御所の芝」で、和歌の浦や紀伊水道の展望を堪能しながら昼食。
ピーク下にある「地蔵峰寺」からミカン畑の中を一気に下って、橋本王子跡へ。さらに車道をそのまま下って「福勝寺」の長い石段を
登って「裏見の滝」へ、ここからはR42をひたすら歩いてJR加茂郷駅に到着。
3日目は海南駅から高野山へ、奥の院、金剛峯寺、壇上伽藍を見学。
開創1200年記念事業として進められている「伽藍中門再建工事」を見学しました。
「世界遺産マスター」の高野山生まれ、宮大工歴25年の尾上恵治さんの丁寧な説明を受けました。
尾上さんのお話によれば、「今回、再建のモデルは中門が建てられた鎌倉時代、道具も当時使われていた物を主に使って作業を
進めています。柱には、棒のような「槍がんな」をかけました。労力も時間も余計にかかりますが、再建には技術も再現させるわけです。」
尾上さんの再建に懸ける情熱と拘りに敬服いたしました。完成は平成27年です。
根来寺 矢田峠登り口
祓戸王子の大日如来 鈴木屋敷
有馬皇子の墓 藤白坂登り口
壇上伽藍中門の下層柱 ニ層上部の木組み(後ろが金堂)
下層柱の切株(樹齢374年~380年)
ホタル観賞&瀬尻森林軌道跡ウォークとブルーベリー摘み
恒例の「龍山ふるさと村のホタル観賞」に出掛けました。
昨年の台風15号で新開沢が大荒れ、また先の台風4号の増水と沢のホタルはご難続きです。
それでも、やっと生きのびた逞しいホタル達が力強い光を放っていました。
ホタル観賞に先駆け、「龍山むかしばなし探偵団」に加わって、龍山に伝わる「むかしばなし」の舞台を
探し歩きました。むかしばなしに登場する場所や人物が語り伝えられ、残され、感動の連続でした。
次の日は、「瀬尻森林軌道跡」ウォーキング。秋葉ダムを眼下にする断崖絶壁に積まれた石垣は高く頑強な
ものです。森林軌道が活躍した昭和の時代、森林・林業が日本を支えた主要産業だったことをこの石垣が
実証しています。まさに「日本の近代産業遺産」です。軌道の終点、大嶺に残る「インクライン」の操作台を見学、
お弁当は「居村ブルーベリー園」のお庭で、秋葉山の高い山々を借景にして、心尽くしの持て成しとブルーベリー摘み
体験をしました。遠慮なく存分に食した摘み食べは最高でした。お世話になった皆さまに感謝!!
瀬尻森林軌道跡 森林軌道跡の眼下に秋葉ダム
木材運搬のインクライン操作台跡
ソバの里佐久間・そば作りパートナ・参加活動 ジャガイモ収穫祭
7月8日(日)梅雨の晴れ間に恵まれて、4月2日に植え付けをしましたジャガイモの収穫です。
世界遺産の会が植え付けた品種は「男爵」。肥料を控えめにしたので、小粒ですがミカン箱2箱の収穫がありました。
鍬で傷つけたり、地表に出て表面が緑色になった残念なジャガイモは、畑の肥やしにします。
畑の片隅に蒔いたゴボウも大きな葉を茂らせていました。少しだけ掘ってお土産に頂きました。(味噌漬けにしました)
次はいよいよ、そばの種まきです。そば作り委員会の委員長によると、8月19日頃の予定だそうです。
佐久間のソバ畑でかく汗は、格別の爽快感があります。メンバー手作りの「豚汁」「掘りたてのジャガイモ」「漬物」「西瓜」
どれも皆、美味しいものばかり。皆さまありがとうございました。
実行委員長挨拶・作業開始 せっせと堀出す
ゴボウ堀&ゴボウ抜き
第6回 歴史遺産「遠州の城」スタディツアー 浜松城400年の歴史を辿る
2012年7月22日(日)。講師に前浜松市文化財課課長・辰巳先生をお迎えし、
浜松城絵図と史実をひも解きつつ、僅かに残る往時の地形や調査で得た貴重なお話を十分お聞きしました。
復元構想が進む「浜松城」が歴史遺産として、よりよく保存、整備されるように、市民として見守る意識が
生まれました。また、探訪の様子がNHKニュースでも紹介されました。
市役所前から大手門方向を確認 曳馬城址・東照宮の周辺の遺構を見る
元城小学校裏に残る土塁遺構 浜松城本曲の石垣観察
第1回
静岡県の近代化を支えた「すごい産業遺産」とその周辺を訪ねる
実施日:2012年8月12日(日)
コース:アクト南側(8:30発)⇒堀止運河⇒旧宮崎製糸鷲津工場乾繭倉庫⇒湖西の拱渠群⇒
豊田佐吉記念館⇒道の駅・潮見坂(昼食)⇒新居関所跡周辺散策⇒浜名橋⇒アクト南側(16:30着)
講 師: 伊平充宏 さん(歴史研究家)
今回は、堀留運河、西浜名橋、中浜名橋、旧宮崎製糸鷲津工場乾繭倉庫、東海道本線の施設
湖西の拱渠群、豊田佐吉記念館の他、新居関所などの地域遺産を見学しました。
旧宮崎製糸鷲津工場乾繭倉庫 湖西市職員による説明を聞く。
湖西の拱渠群・明治36年建設、数少ない3連レンガ拱渠の上を疾走する東海道本線
豊田佐吉記念館・G型自動織機 西浜名橋(1927年完成)全長484.3m
ソバの里佐久間・そば作りパートナ・参加活動 ・ 種蒔き
平成22年度に始まった、佐久間町での「そば作り体験」が3年目を迎えました。
世界遺産の会の参加も3年目です。毎回、会員の誰かが数人づつ参加して、体験作業をしてきました。
8月18日(土)、種蒔きをしました。連日の雷雨で、危ぶまれた天候も、種まき作業中は絶好の
日和でした、NPO女性委員会の皆さまの「特性おいしいカレー」のもてなしを受け満腹した頃に
向こうの山から雷雲が迫り、慈雨がそば畑を潤してくれました。
「アジアの子ども絵日記」展
市民協働センター1階サロン 8月20日(月)〜8月31日(金)
アジアにある25の国と地域に呼びかけ、2011年までの21年間で10回のフェスティバルを開き、
応募作品の数は564,612作品になりました。
国連は1990年を「国際識字年」 と定め、「全ての人々が読み書きできる世界」をめざしました。
この絵日記展は、国連の目的に賛成して、始まりました。集まった絵日記は、すぐれた作品を日 本各地や
海外で展示会を開いて紹介するほか、作品の一部で文字を学ぶための教材を作り、参加している国と地域の
教育に使われています。
それぞれの作品は、アジアの国のすばらしい自然や文化、習慣、伝統など毎日の生活が豊かな色づかいや
個性あふれる方法で描かれ表現されています。絵日記展を見て、アジアの子どもたちの生活や、今考えていることを、
より深く知る助けができることをねがっています。
第2回 遠州の近代遺産スタディ・ツアー
実施日:2012年9月29日(土)
コース:アクト南側(8:00発)⇒王子製紙気田工場跡⇒旧国鉄二俣線の施設⇒天竜川橋梁
⇒鳥羽山洞門⇒社山隧道⇒寺谷用水取水口跡⇒旧見付学校⇒旧掛塚郵便局
講 師: 伊平充宏 さん(歴史研究家)
今回は、近代教育・近代産業・物の輸送に関わった、南北の流通から東西の鉄道交通への変遷
を学びながら、春野町から天竜川河口までの近代遺産を巡りました。
王子製紙気田工場発電用水路の遺構(裏山に残る) 旧国鉄旧二俣駅の転車台(天浜線で毎日稼働している)
鳥羽山洞門・明治22年に作られたレンガ造り 社山隧道呑口部(現在は船明ダムから取水している)
旧見付学校・明治期の授業を体験 旧掛塚郵便局・1935年に建てられた木造石造り風
ソバの里佐久間・そば作りパートナ・参加活動 -刈り取り-
今年は、8月18日に蒔いたそばが、度重なる台風にも耐え、順調に育ちました。
10月20日(土)に「がんばらまいか佐久間」の皆さんと一緒に、刈り取り作業をしました。
参加した会員の感想は。
「この秋一番の 素晴らしい天候に恵まれ、昨年の四、五倍の実りに 、思う存分蕎麦を刈り取る
ことを楽しませて いただきました。 初めての蕎麦の刈り取りがいかにたいへんで、 根気と忍耐が必要かが
良くわかりました。 大好きな蕎麦が、ますます好きになり、今後は しっかりとこの苦労を思い出して食べた
いと思います。 」
第8回 わたしが出会った「世界遺産」写真・ビデオ展
2012年年10月14日~28日 浜松市市民協働センターサロン
世界遺産は、地球および人類が辿ってきた、光と影の歴史を語る証人であり、私たちは文化の多様性など
そこから多くのことを学ぶことができます。2012年7月現在、962件の世界遺産が登録されています。
今回の出展者は26名、26ヶ国・40件の世界遺産を展示しました。
一枚一枚の写真には、撮影者の世界遺産に対する心模様が写し出されています。ご覧下さった皆様に
作者の心に寄り添って「!」を感じていただけたでしょうか。
第6回 国有林探訪スタディウォーク
~川上の冷温帯性植物群落保護林~
2012年11月1日(木)
浜松市天竜区春野町川上と川根本町の境、南アルプス深南部・蕎麦粒山の南西に位置する保護林で、樹齢200年
を超えるブナ・カエデ・モミ・ツガ等を主とする亜高山帯のすばらしい天然林を林野庁関東森林管理局天竜森林
管理署の流域調整官と森林ふれあい係の指導の下に見学しました。
山犬段(1404m)から蕎麦粒山(1627.1m)へは、標高差200m余りの尾根道を冷温帯の植物についての説明を受けな
がらゆっくり登りました。頂上一帯は、千石平風致探勝林、奥大井県立自然公園にも指定されています。また、
蕎麦粒林道では崩落した急峻な山腹で、様々な治山のための工事が行われています。工事についての説明もしっ
かりと学習しました。
流域調整官から天竜森林管理署の概要や治山工事についての説明を受けた後、蕎麦粒山を目指す。
森林ふれあい係から、植物群落保護林と川上の冷温帯植物群落の特徴を学ぶ。
世界遺産スタディツアー
「平泉 ‐仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-」と「日光の社寺」
2012年11月13日(火)~11月15日(木)の日程で、二つの文化遺産を見学しました。
今回は、「熊野古道」スタディツアーでお世話になっている「世界遺産マスター」の小野田さんも
和歌山から参加しました。平泉では「古都平泉ガイドの会」ベテランガイド・小野寺さんに2日間、
たっぷり案内していただきました。天候に恵まれ、小春日和の穏やかな陸奥を満喫しました。
1日目:平泉文化遺産センター⇒観自在王院跡⇒毛越寺⇒達谷窟⇒かんぽの宿「一関」泊
2日目:中尊寺⇒高館義経堂⇒柳御所遺跡⇒無量光院跡(金鶏山)⇒伽羅御所跡⇒日光「ひぐらし荘」
3日目:日光山輪王寺⇒日光東照宮⇒日光二荒山神社⇒大猶院
五重塔・内部の初公開中
ソバの里佐久間・そば作りパートナ・参加活動 -脱穀-
8月18日に蒔いたそばが、度重なる台風にも耐え、 10月20日(土)に「がんばらまいか佐久間」の
皆さんと一緒に刈り取り作業、そして今日、11月21日(水)はいよいよ最終段階の脱穀作業でした。
種蒔、ソバの花観賞、刈り取り、脱穀と「そば作りフルコース」に参加した会員の感想は。
「最後の蕎麦打ち体験も楽しみで、今年は体験皆勤で 試食会も格別の味わいになりそうです。」
第22回「ユネスコ活動支援」チャリティー茶席
東日本大震災 子ども支援募金
2012年11月27日(火) 遠鉄百貨店 中央広場にて
日本ユネスコ協会は、 “東日本大震災”で被災した子どもたちが、安心して学校で学べるよう、子どもたちの学びを
支援するための募金活動をすすめています。
震災によって、仕事や家を失う等、経済的理由から就学が困難となった子どもは、約7万3千人といわれます。
被災地の子供たちが、1日も早くあたりまえの学びの環境を取り戻せるように、応援します。
今回はウィークデイの開催で、裏千家淡交会・学校茶道指導者の皆様が茶席を担当しました。
皆様からの募金と書き損じはがきの総額、54,114円を「日本ユネスコ協会連盟」に寄託しました。
ご支援ご協力に感謝いたします。
第7回 国有林探訪スタディウォーク
~弓張山系風景林を歩く(多目峠自然観観察教育林)~
2012年12月5日(水)
静岡県浜松市と愛知県豊橋市の県境に位置する弓張山系風景林は、ヒノキ人工林や広葉樹の天然林が多くみられます。
林内には遊歩道が整備されており、ハイキング等を楽しむことだできます。
おちばの里親水公園をスタートし、ヤブツバキ、カシ類、タブノキ、ヒメシャラアオキ、等が混生する樹齢100年を超える天然林
を観察し、平安時代に栄えた寺院の跡地である“大知波峠廃寺跡”まで歩きました。見晴らしもよく、浜名湖や遠州灘を望む
ことができました。今回も天竜森林管理署の職員指導で、天然林、風景林の保全や植林活動の現場見学・説明を受けました。
初冬の森林探訪は、五感を呼び起こす一日になりました。
天竜森林管理署の説明を受ける ヤブツバキ、ヒメシャラの天然林の中を歩く
大知波峠にて 台風被害後の森林で進む植林活動の現場見学
ソバの里佐久間・そば作りパートナ・参加活動 蕎麦打ち体験と新そば試食会
8月の種蒔き、9月末の花見、10月の刈り取り、11月の脱穀と「がんばらまいか佐久間」の皆さんのご指導で
乗り切った「ソバづくり」でした。今日はいよいよ収穫した新そばを使って「ソバ打ち」体験と試食会です。
会員11人が参加し、楽しく満腹の「ソバづくり」のフィナーレでした。
準備を整えていざ!開始 水加減は慎重に。共同作業です。
「名人」の指導を受けて、、蕎麦を捏ねる。 麺棒の扱いは難しい!!でも何とか延びました。
細いそば、太いそば、みんなの蕎麦ができました。 “いただきます”
世界遺産スタディツアー 四つの世界遺産をめぐる ベトナム北部、中部
2013年1月10日~14日、ベトナム中部のフエ・ホイアンと北部のハロン湾を訪ねました。
富士山静岡空港からソウル(任川)空港経由でハノイに到着。ハノイから車で約4時間(15Km)かけて
世界自然遺産のハロン湾を訪ねました。ベトナム北部、中国との国境近くにあるハロン湾は、海に浮かぶ
島影が、幻想的な景観を造り出して います。船着場は国際色があふれていました。
ハノイから国内線で中部のダナンへ移動して、文化遺産・古都フエのカイディン帝廟、グエン朝王宮を見学し
ました。フォン川クルーズも楽しみました。ホイアンから約1時間の世界遺産ミーソン遺跡(ヒンドゥー教の
チャンバ王国の遺跡)見学の後、トゥボン川沿いにたたずむ世界遺産古都ホイアンの町を歩いてみました。
かつての国際交易都市の面影を今に伝える港町です。16世紀から発展し戦禍を逃れた400軒以上の木造
建築の町で、昔と変わらぬ人々の暮らしが息づいています。
小雨に煙るハロン湾 カイディン帝廟と並ぶベトナム様式の家臣像
グエン朝王宮 夜のホイアンの町にランタンが灯る
来遠橋(日本橋)、1953年日本人により懸けられた ミーソンの遺跡、ベトナム戦争の空爆跡が残る
第3回「遠州の近代遺産」スタディ・ツアー
実施日:2013年1月20日(日)
コース:アクト南側(8:00発)⇒久根鉱山(峰の沢鉱山)跡⇒旧石神尋常小学校⇒
舟岡山のトーチカ⇒豊岡町の掩体壕⇒住吉浄水場施設⇒旧浜松銀行会館(木下啓介記念館)
講 師: 伊平充宏 さん(歴史研究家)
内 容: 今回は、近代教育・文化・戦争・産業・建築・水・に関わった、あまり知られて
すごい遺産を学びながら、佐久間町から浜松市の中央までを巡りました。
久根鉱山跡の遺構を遠望する 峰の沢鉱山・インクライン軌道(杉林の中に見える)
旧石神尋常小学校の玄関 舟岡山のトーチカ(本土決戦に備えた防御陣地)
久根鉱山火薬庫跡(杉林の覆われている) 住吉浄水場・配水池(国指定重要文化)
「中部公民館祭り」に参加 2013年1月24日~27日
クリエート浜松
3階ギャラリーでは、「世界遺産スタディツアー」と「世界遺産の会」が主催した
「緑の募金助成事業」、「はましん地域振興助成事業」の記録及び「世界遺産の写真」を展示しました。
ユネスコの世界遺産リーフレット、地域の文化や自然に関する参考資料などの配布もしました。
2階21会議室では世界遺産のビデオ放映と「世界遺産募金」チャリティ茶席、会員から寄せられた
とりどりの品物と「龍山ふるさと村」からの手作りジャム・つる籠を並べてミニバザーを開きました。
味噌づくり&五平餅づくり体験 in 龍山ドラゴンママ
2月26日(火)龍山ドラゴンママの加工場で、味噌づくりと五平餅づくりを体験をしました。
前日までの厳しい寒さが少し緩んで、いよいよ春が来ます。今年の味噌づくりも最後です。
圧力なべの力を借りて大豆を30Kg炊き上げ、豆の温度を人肌まで下げてから、米麹をよく
混ぜ合わせます。次にミンチ機でペースト状にしたものに塩を万遍なく練り込みます。これを
ボール状に丸めて、保管容器に投げ込み(空気をしっかり抜くため)よく押し込んで平らに詰めます。
最後は表面に味噌っ葉(アオキの葉)を敷き詰め空気を遮断します。
後は冷暗所に保管して、今年の冬まで発酵を促しつつ、おいしい味噌の出来上がりを待ちます・
今回は、五平餅づくりにも挑戦し、焼きたてをお昼に味わいました。
ドラゴンママの皆様、ありがとうございました。
第8回 国有林探訪スタディウォーク
~小笠山自然観察教育林を歩く~
2013年3月16日(土)
温暖多雨な気候により植生が非常に豊かな
などの広葉樹を主とした天然林です。林床には、約170種のシダ類が自生しています。また、野鳥も多く生息し、
その姿や囀りを楽しむことができました。眺望の良さも驚きでした。南は遠州灘、北は 掛川、南アルプス
の最南端の山並み、富士山、・・・・ また戦国時代の砦としては最高の地であること、小笠礫層の露頭からは
小笠山の成り立ちも学びました。
帰路に参詣した法多山では、名物の「厄除け団子」をお土産に求め、この企画最終回が無事終了です。
佐久間・そば作りパートナ・参加活動 ジャガイモ植え付け
3月23日(土)、気温が上昇して汗ばむ陽気の中、満開の河津桜とオキナグサに囲まれて、ジャガイモを
植え付けました。品種は、「男爵」「メイクイーン」「キタアカリ」の3品種です。それぞれの生育状態を観察
する楽しみもあります。NPOの皆様の指導と手際の良さで、1時間ほどで作業が終了。その後は、恒例の
交流会、いつもの様に盛りだくさんのご馳走で満腹。収穫の日が楽しみです。イノシシやシカに負けずに
順調に育ってください。
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